親が子供の生に対してどのような責任を負うか、
考え方は様々だろうし、正解はひとつではないだろう。
生きてあることのすばらしさを
私は、子供の頃体感しなかった。
母はこの世を低俗でつまらないところと蔑んでいた。

よく本やコラムにある病的な親子関係、
うちはその典型例だ。
物分りの良かった子供が40、50を過ぎてから突然
親を訴えるケースなどもあるそうだが、
そういう風になるパターンの典型、
まさにその通りの親子関係だった。
今は縁が薄くなったので、支障はない。
訴えるようなことは、自分はしないだろう。
直接対峙する気力は到底ない。
ただ疎遠なままでありたいと思うばかりだ。

とはいえ、この歪んだ親子関係は
今も自分の抱える大きな悩みのひとつであり、
様々思い出し、思い巡らすと辛くてたまらなくなる。
どうしえこうなった、どうしてこんな風にした、
ただ恨めしくある。
モンクなど言ったところで、
こちらが叩き潰されるだけのことだろうと思うと
いっそうやりきれなくなる。

いや、ネットにもどろうとしたはいいが、
戻るとまたこうして色々思い出しては
泣き出してしまうので、もうしばらく
休養した方がいいかもしれない。