「普通の子供だった」

アスペルガーの人は親との関係がこじれてる場合が多い。
なにかがおかしいとはっきりいえるわけではないが
普通ではない。
その普通でないこととの攻防というのは
親にとって大変な苦労だろうと思う。
また子供の側からしても、無理な矯正をされる痛みがある。
「こだわり行動」はわがまま、意固地と取られ、
「衝動性」、「パニック」は癇癪と理解される。
私もそのように言われてきた。
母が私を普通の子供だったと言うのは、
アスペルガーの特性をパーソナリティの問題と
誤認識したからということなのだろう。
もちろん、そういったところは
コントロールできるようにならなくてはいけないのだが。
母の困惑は理解できる。
けれども、あの人の支配的な性格にも問題があるように思う。