それ自体は間違っていないが

認知行動療法というのもありだと思うよ、
でもその前にいったん、
患者の訴えを認めてあげようよ。
苦しいと言ってるのを、そうだね、辛いね
でもよく頑張ってるよと肯定してあげようよ。
それなしで考え方を正しなさいでは
否定されてるようにしか感じないよ。

「過去と他人は変えられない」それは正しいよ。
人にあしざまに言われても
「そういう人もいるんだなあ」と思って
感情的になるなというのも、まあいいよ。
でも殴られたら痛いように
否定的な言葉をぶつけられたら痛いのは
当たり前の心の働きだよ。
疎遠な人なら、そういう人もいるんだなあ、で
済ませることができるけど、
起居を共にする人にそう言われるのは
そしておそらくは悪し様に言われ続けて
育ってきたというのは、
どれほどに重いことか。
それを否定されることも、辛いとは思わないか。