アスペルガーと癇癪

アスペルガー症候群では、自分の感情を
自分で把握できず、いらだって癇癪を起こすことが多い。
また人に助けを求めるのも苦手で、
ストレスが暴発することもある。
(岡田尊志氏の本より。)
いくつか読んだ内容を記憶したものなので、
引用に仕方としては不適切なのはご容赦いただきたい。
他にも癇癪を起こす理由はいくつか書いてあったが
気になったもののみ挙げた。
親が一番手を焼くのがおそらくこの癇癪であって、
ほとんどの場合、頭ごなしに叱ってしまうだろうが、
マイナスのフィードバックしか起こらない。
癇癪の現れ方として、
1.モノにあたる、叫ぶ
2. 自分にあたる(自傷
3. 他人にたる、があるそうだ。

思うに、普通はケース1。ことに子供とか。
昔、BBSでそういうときに割るための
皿を家に置いているという人がいた。
二次障害がある人に多いのがケース2。
ケース3はレアだがそういう人に会ったことがある。
某大学病院に通院していたとき、
ドクターから引き合わされた同病の人で、
入退院を繰り返していた。
病状が悪いときには、子供や猫を虐待してしまう
ということだった。
そのあたりは、周りの接し方など
環境によって大きく変わるものらしいので、
そういう風になってしまうというのは
本当に不幸なことだと思う。
周囲の理解というのは、本当に大切だ。