生死観

なにが正しいっていうことは言えないから。
生きることを素直に喜ぶことはできないので、
なんで生きなくちゃならないんだ、
なんで死ねないんだ、
自分は生きていることが許されるのか
そういう思いで生きてきた時間が長すぎた。
今は、とくにまあ。
生きていれば生きる、という程度かな・・・
だから、生きていていいということに
理屈をつけなきゃならない。
主治医に禅の思想を勧められたこともあります。
仏教というのは基本的に自己肯定、というか
生きることを肯定する思想なのだね。
生きるということは、生きとし生けるもの
すべてに与えられた行であり業である、と
今はそんな風に考えています。
よーするに、生きてる以上は生きろよ、と。

親に向かって生まれてきたくなかったとか
何で生んだとか言うってのはよく聞くけど
自分は生んだ責任とって殺せって
言いたかった時期が長かったな・・・
言えなかったけど。
結局反抗できなかったからなあ・・・

ま、遺伝も親のパーソナリティも含めて
自分が生まれ持った環境ということで
しょーがないです。
だから、それに囚われててもダメなんですけどね。
なかなか難しい。