あ・・・

幕末の志士たちについて、
憂国とか日本の将来を云々と盛んに持ち上げて
なおかつ現代の反政府活動については
断罪するというのは、
まあ、自分はあんまり信用しない。
幕末の動きって、基本的に生活苦しいところから起こった
反政府活動ですしー。
小規模勢力乱立して、仲間集めたり、テロしたり、内ゲバしたり。
結果が全てであり、結果としてそこそこ安定した
新政権を打ち立てたからいいですけど、
まあ、全ての人がビジョンあったわけじゃないよねー。
ことに開国以降の物価狂乱もあって、攘夷思想が蔓延したようです。
なんで武士がメインかというと、、
ヒマだったからじゃないかという気がします。
農、工、商は生活が苦しいと必死に働いて
政治活動とかに興味を持つ余裕はないのですが、
武士は副業などもずいぶん規制されていたので
ヒマだったんじゃないかなー・・・
ヒマでなおかつ生活が苦しい層が反政府活動をするというのは
古今東西、共通してることだし。
それにインテリぶったお金持ちが共感するというか、
乗っかるというか、援助するという構図も
よくあるよねえ、うんうん。特に共産思想とかであった気がする。
要は、結果さえ良ければいいのではあるけれど、
闇雲に持ち上げたり、蔑んだりするのは、
自分は好きじゃないんだな。