蛮社の獄

で、昨日は一日中眠っていたのですが。
なぜでしょう。
「崋山全集」は活字なので、かろうじて読めます。
明治時代の出版物です。
絶版がタダで読めるっていいよね!
著作権切れバンザイ!

やっぱり気になる。
鳥居の策謀ということで、異論はなさそうですが。
なぜ崋山がメインターゲットになったのか、
イマイチよく分からない。
たしかに、うっとーしいけど、在野の識者にすぎないなら
さほど目くじらを立てることはないわけです。
蛮社の獄、名前があがっているのは18名、
松平伊勢守、下曽根金蔵、羽倉外記、江川太郎左衛門
渡辺登、高野長英、小関三英
(以下は無人島云々で雑魚)
順宜、順道、本時道平ら、望月兎毛などなど・・・
(「麹町一件日録」 椿山)
で、訴状では、西洋尊信だとか
無人島からの海外渡航とか、ご政道批判とか
色々あるのですが、
崋山一人「大塩平八郎と親しかった」という
無茶ななんくせがついているところを見ると、
メインは崋山というのは間違いなかろう、と。
さて、高野長英の論によると、
蘭学者弾圧!なんですが、それは多分なくてw
三宅友信によると、
江川太郎左衛門失脚が狙い、だそうです。
江川を失脚させるために、親しい崋山を罪に、という
やや遠大な計画。
ただ、ちょいときな臭いのは、
崋山自刃翌年に田原藩主が奏者番就任してる、、かな。
うーん??