武士道

崋山は、その最後など、
良くも悪くも日本的だと言われる。
確かに、長英のように
「自分は天下国家のために必要な人間」と
自負を持っていれば、そのようなことには。
(いやー、長英と崋山はいいコンビです。)
主君に累が及ぶのを恐れて切腹というのは、
日本的、、というより武士道だなぁ、と。
後に、鳥居の謀略により、憤死する矢部定謙なども
武士道の実践者でござる。
(矢部さんはカッコイイよ!)
幕末というと、剣道が一番盛んだった時期でもある。
千葉周作の防具、竹刀普及の影響でござる。
んで、数多剣豪が世に出るわけだが。
江戸の剣豪もゴロツキたちも皆敵わなかったのが、
勝小吉だ!
このむちゃくちゃな親父には海舟も苦労したようだ・・・
ま、それはともかく、幕末は強い侍が
けっこういた模様です。
西洋列強も彼らには手を焼いたそうで、
国内では外国人が殺される事件が相次いでますし。
命を捨ててかかってる連中も多かった。
(主に薩摩と水戸だしなあ・・・)
洋ゲーでニンジャやサムライが異様に強いのは、
この時期の影響を引きずっています、多分。
いずれにせよ、西洋のサムライ観というものは、
クレイジーかあるいは、超人のようなものだったので、
新渡戸稲造が「BUSHIDO」を著すのですね。
(読んだことないけど)
その内容もさることながら、
格調高い美文として評価されています。
(ゆっとくが、英語だ!)
新渡戸氏は話し言葉もやはり、
堂々と品があるものだったと、聞いたことがあります。
かっこいい。