尚歯会

どうもその実態がよくわからない。
まあ、史料をまったく見ていないわけだし、
断片的な情報からは・・・
せめて主宰の遠藤勝助の著述を読まねば語れん。
蛮社の獄と尚歯会と崋山と長英と江川太郎左衛門の関係が
なんかよくわからんのだな。
手元にあるのは、岩波文庫
「崋山・長英論集」とマンガの「風雲児たち」なんだけど、
前者は1978と古く、後者はノンフィクションではないので、
どちらもどこまで信用してよいやら、となるのだ。
まあ、後者はフィクションとはいえ、
歴史に詳しい読者が多く、誤りがあると
ずいぶんお叱りの手紙があるようなので、
さほど無茶は書いてないだろう・・・
前者には江川太郎左衛門は長英と面識がなかったとあるが
後者には長英破獄後、江川太郎左衛門がこれをかくまったと。
おそらく、これは近年に発見された事実。
江川太郎左衛門が尚歯会のレギュラーメンバーでなかったという
前者の記述は、多分正しい。
風雲児たち」で彼がレギュラーになってるのは
話の進行の都合上だろう。
うーん、、うーん・・・