どんな問題のある人にでも親切にしたい、と
それは立派な志のように見える。
けれども、問題ある人の犠牲になった人を
切り捨てることでもある。
つもりはなくとも結果としてそうなる。
結果というのは無慈悲なものなのだ。
世の中には悪意ある人がいる。
法に触れるほどでなく、ちまい嫌がらせを
喜ぶ人たちがいる。
そういった人たちに、反省を促すのは
コミュニティの役割だと思う。
毅然とした態度をとること、相手にしないことで
その人たちに間違っていることを知らしめる。
実害があるわけじゃないと、
笑って済ませることのできる人ばかりじゃない。
嫌がらせに耐えかねて、そこにいられなくなってしまう人だって
いるのだ。
そういう人たちこそ、守ってやらなければならないのではないか。
自分は、そう思っている。
それは、自分が弱いから守って欲しいというだけかもしれない。
なにが正しいかなど私は知らないのだから。
けれども、問題ある人に親切にすることは
その被害にあっていられなくなった人を
弱いから仕方ないと見捨てることなのだと
それだけは言わせて欲しい。