お互いに合わぬ

ときに、定型発達者というのは
どうにも辻褄が合わぬと感じることもある。
それがひとというものであろうし、
いちいちに気にはしないのだが、
たまに混乱し、いったいどちらなのだと
問うことがあるが、
どうもそれが不快らしい。

なるほど、社会というものは、世の中というものは
定型発達の定型発達による定型発達のためのものであり
我々はそれに合わせるよう、努力しなくてはならないし
実際にしてきたわけだが、
1対1の関係であれば、定型発達者の側に
合わせねばならぬという理由はどこにもなく、
互いに歩み寄るべきものである。