父親

「夢酔独言」にはこうあります。
「親父が死んだからがっかりとしてなにもいやになった」
温かい親子関係がうかがえるところが好きです。

祖父が亡くなったとき、92だったか97だったか、
私や母はそんなものだろうと思っていましたが、
父たち兄弟は悄然としていました。
いくつになっても親は親、精神的支柱だったようです。

私たちの世代、「24時間戦えますか」のころに
働き盛りだった人たちの子供は、
父の死をどれほど悲しむでしょうか。