川路聖謨の日記

例のゴンチャローフの本に、
注として少しだけ載っている。
日記の体裁ではあるが、書き溜めると
江戸の家族に送っていたようで、
彼らが読むことを想定した書き物ではある。

ロシア人は妻のことを話すと大変に喜ぶので
我妻は江戸1、2の美人であり云々と言った、と
述べている。
当の妻が読むことを知って書いていると思うと、
なんだか、ほほえましいというか。
ところで、川路聖謨本人の写真はあるようだが、
その江戸1番の美人だという奥方の絵などは
見たことがない。
誰か、情報あったら教えてください。