白水社

まあ、、、クセのある出版社です。
クセのある出版社は面白い、うひひ。
フランス語、フランス文学紹介を基盤とするようですが
Uブックスなどで私が読んだのは主に
90年代アメリカ小説でした。
「中二階」「君がそこにいるように」「これいただくわ」
など。
90年代だと、アメリカの生活にも
あたりまえに日本が入り込んでいます。
たとえば、
「母親の教育がよければ、二人ともTOYOTAに乗ってたかもね」
とか
「どこのポルノ映画館にいっても日本人団体客がいた」とか。
後者は、言いがかりや勘違いだと言えないのが苦しい。
男性客ばかりのツアーで買春やポルノ鑑賞を組み込むのは・・・
それがいっさい、いかんというわけではないですが、
団体でやると、目立ちすぎてみっともない!
たとえば浅草にも、ピンク映画だのストリップ劇場だの
あるわけですが、
外国人の一人や二人いても不思議はありませんが、
それが10人20人の団体になると、「異様」になるわけです。
それは外国に行っても同じこと。
ネー。

さて、wikipediaを見たところ、
岸田戯曲賞白水社の主催なんですねー。
びっくりびっくり。
最近の岸田賞というと、三谷幸喜の「オケピ!」など
思い出すのですが。
そう最近でもないのか・・・
ああいうシチュエーションコメディは
日本演劇の伝統にはなかったものですが、
(強いて言うなら落語にある程度かなー?)
ヨーロッパ、とくにイギリスでは定番であります。
なーんでこれまで日本でなかったのか、不思議なんですが。
平賀源内とかそういうの好きそうじゃないかなー、とか
勝手に思ったりして。