北越雪譜

江戸時代の本。
pdfが置いてあったので、読もうと思いつつ。
作者は越後から江戸に出てきた商人で、
江戸の人があまりに雪や雪国を知らないから、
本にしてみたら、ベストセラーになった、
というものだそうな。

うん、そうなんだよね。
日本って地域によって気候がえらく違うから。
北海道出身の漫画家さんで、遠藤淑子という人が
マンガを読んでいて、冬の景色に雪がないのは
背景を省略して描いていると思っていたが
上京して実際に雪がないのに驚いた、というようなことを
言っておられましたが。
そうなんだよ。

メモ
旅人が一晩宿泊した時に大雪が降ると、踏み固めた一条の雪道も雪に埋まって見えず、野原では方向がわかりにくい。こんな時は里人を幾十人か雇い、そりやカンジキで道を踏み固めて貰って後について行く。
除雪車とかないもんなー。