鋏の使いどころ

アスペルガーの人というのは鋏と同じで
使い方次第だ、と相方が言った。

馬鹿と鋏は使いよう、と言い
馬鹿と天才は紙一重、と言う。

かの有名な「尾張のうつけ」は
それらしい特徴が見られるそうだ。
あいにく私は戦国時代に詳しくないので、
コメントできない。

著名人にアスペルガーの特徴を見ようとする
試みは、多い。
個人的憶測としては、どうも動乱の時代に
頭角を現しやすい気がする。
出る杭が伸びやすい、普通と異なる人に期待が行きやすい、
既存の常識や慣習に囚われない、というより
それを理解しないという特徴がプラスに働く。
対して、安定した保守の時代には
人と同じであることが求められ、
出る杭は打たれる。
常識や慣習が重んじられ、
それが理不尽なものであっても従うことが求められる。

そういうことなのかな、と少し思う。