カラリと佐々木倫子

いわずと知れた「動物のお医者さん」の作者。
とはいえ、若い人たちは知らないみたいですが。
シベリアンハスキーがあほみたいに増えた原因です。
ついでに北大の偏差値も上がった。
まあ、チョビがかわいいとか、妙にリアルな理系生活とか
漆原教授が変な人で面白いとか、独特のタッチとか。
色々あるですけどねー。
各々が独立していて過干渉をしないというのも
よく言われます。
動物が擬人化されていなくて、人間は人間の理屈で
犬は犬の理屈で、猫は猫の理屈で動いていて、
決して思い通りにはならず、意思の疎通も基本、できない。
さらには「ことば」が通じる人間同士でも通じないことは多い。
そういうドライさがあります。
けれども、ときおり、心が通うこともある。
ほどよい乾燥なのだと思います。