「先生と僕」を読み返している。
子規と漱石が文学論で
レトリック重視VS.ネタ重視で
対立していたそうな。
まあ、子規は俳人ですから
レトリック重視になりますよねえ。
連想したのが、クリスティとセイヤーズ。
一流のプロットを二流の文章で書いたクリスティ、
二流のプロットを一流の文章で書いたセイヤーズ。
推理小説の場合はどうしても、
プロットが強い方に軍配が上がりますね。
ちょっと特殊なジャンルではあります。
アシモフのように、常に外国語への翻訳を意識して
平明な文体を心がけた作家もあります。
言葉遊びなどは、外国語にしようとすると、もう。
ルイス・キャロルとかね。わけわかんないですから。
もっと分からないのはジョイスですが・・・