父親である人に向かって
自分が子供の頃いじめられていたこと、
それを父親である人は知らないであろうことを
言ったことがあった。
そうしたら「自分も会社でよくいじめられた」と
とんちんかんな返答が返ってきた。
親として子を守るべきだったこと、
親として子の様子に気づくべきだったこと、
親として子に関わるということを
全くしてこなかったことには思い至らなかったらしい。
まあ、だからこそああしているのだろう。
過去のことはもう仕方ないのだが、
今、いかにもいい親であるように自分を思って
満足している様子がなんとも腹立たしく憎らしい。
そのやりとりで、親として経済的なこと以外は
何も期待できないことを改めて知った。
だからそれだけはしっかり取らねばと思っている。
