アスペルガーと知能の問題

ネット上のQ&Aで、知能の発達に遅れのある人が
アスペルガーだと言っていたのを見て、
それは違うんでないかい、と。
カナータイプかほかのタイプか知らんけど、うん。
定義としては知能に遅れがない、というだけであるが、
私が考えるに、自閉症によりdisabilityを
知能によってカバーし、日常生活、社会生活をおくる
ことが可能なのが、aspergerではないか、と。
簡単に言うと、障害があることが分かりにくいのが
ポイントってこと。
まあ、それがローナ・ウィングの再発見まで
遅れた原因であるわけだし。うむ。
そして、それが二次障害を引き起こす原因にもなりうる、
そう解釈している。
disabilityを知能でカバーしても、
自閉症が治ったわけでもそれを打ち消すことができるわけでもない。
自閉症特有の特徴というのが、どうしても残って、
目がどこ見てるか分からない、とか
表情やリアクションがおかしい、とかKYとか
色々言われることは多いと思う。
そういった理由で学校でいじめられることは多いだろう。
それが二次障害につながるかどうかは、
周りの対応次第で、それが幼少期、青年期の
最も重要なポイントじゃないかと思う。
そこで健全な自己愛と自信と、
安定したパーソナリティが形成できていれば、
いや、できているかいないかによる差は大きい。
それがクリアできていて、なおかつその先に
問題が起こったケースというのは
自分には想像がつかないのでなんとも言えない。