蜀山人狂歌百人一首

11回。

忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の世話ばかりする

元歌は
忘らるる身をば思はず誓ひてし人の命の惜しくもあるかな
右近という女性の作です。
男に振られて、一生と誓ったのに破ったのね、
私のことはいい、誓いを破ったあなたに天罰が下りはしないか
心配です。
本などを見ていると、言葉通り相手を心配して詠んだと
解釈する向きもあるようですが、
自分にはどう見ても、
バチ当たりやがれ、ザマァ、としか聞こえません。
ま、太田南畝がどっちの解釈をしたかはともかく、
一応言葉通りに取ってみて
いやあ、人の心配してる場合じゃないだろ、とツッコミ。
まったくねww

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