キャラの生命

読んだものの、影響を受けやすい。
登場人物に感情移入しやすい、
いや、むしろ乗っ取られる、、と書いたことがある。
一方で全然影響を受けないものもあると気づいた。
絵に描いた登場人物でしかなく、
生きて訴えてこない作品。
おそらく、作者のタイプによるんじゃないかと。
芸術家タイプとプロフェッショナルタイプ。
魂をこめた自分の表現か、
売れるものを、商品として遜色なく仕上げたものか。
私は、この二つに優劣をつけない。
売れる、というのはそれで生活する上で必須のことで、
そしてまた、それは、ニーズがあるということの証左でもある。
人に喜ばれるものを作り続けるということだから。
そして、表現により、人に多大な影響を与えることも、また偉大だ。
そのどちらにも、深い尊敬の念を覚える。