舞台

三谷幸喜の「新撰組!!」は1回の放送で
作中の時間は1日となっているらしい。
なるほど舞台の人だと。
フランス古典演劇に3一致の法則というのがある。
良い演劇というものは以下の3つが一致していなくてはならない。
1. プロットの一致
 劇中に進行するプロットはひとつのみ
2. 場の一致
 同じ場所でストーリーが展開する
3. 時の一致
 劇中に流れる時間は1日以内
もちろんこれに従わずとも、面白い劇は多々ある。
シェイクスピアなどは有名な例だろう。
ただ、やはり反すると面白いものを作るのは難しい。
プロットが複数進行すると、観客に分かりにくくなるし、
シェイクスピア劇を映像化する場合、
劇中に存在するプロットを取捨選択していることが多い)、
場面が多いのは、舞台セットを考えれば明らかであろうし、
ひとつの劇中で流れる時間が長すぎると
これもシーン転換が増える原因になり細切れになりがちだ。
楽しめる舞台を探すときの基準として、使ってもよいと思う。