ナポリ

惣領氏の「チェーザレ」にナポリのフェッランテ王が出てくるが
wikipediaなどでの表記はフェルディナント1世。
この人物が庶子であるらしいのだ。
ナポリ先王の子ではなく、(日本的表現をすれば)本家筋にあたる
アラゴン王の庶子ということなのだが。
キリスト教圏で庶子で君主の座についた人物が何人いるか。
そうでなくても、かねてからフランスがナポリ王位を主張していたりして
話がこじれる要素が多い。
即位にはずいぶんと揉めたことだろうと思うが
wikipedia日本語サイト程度では詳らかでない。
ともかくも、在位期間中の王位を守り通し、
実子に王位を継がせた外交力、政治力は並みのものではなかろうと思う。