それはすべて主観である

国防総省がロシアのプーチンなる大統領について
アスペルガーであると発表した。
(ニュースソースは忘れた。)
おそらくここには、プーチン大統領を貶める意図があり
それによりアスペルガー患者もまた貶められていて
そのことは大層、不快だがそれが言いたいわけでもない。
国防総省プーチン氏がアスペルガーだという判断は
政治的なものであり、それは医学でも科学でもなく
どのような根拠があるかは知らないが
その発表の信憑性には疑いがある。
そして私はそれが事実かどうかに興味はない。
一応に言っておくと、歴史上、とくに動乱期における
傑出した政治的指導者に、アスペルガーらしき
性質を持った人物は少なくない。
プーチン氏が政治的指導者として優れているか否かは知らない。)
おおよそ政治的判断の加味された情報というのは
事実を捻じ曲げられたものが多い。
その代表的なものに、近現代史があって、
そういうものに興味を持つ人は、大抵政治にも興味があるから
新書の著者や学者なども、概ねなんらかの政治的思想を持っており
自然とそれに判断を曲げられてしまう。
人は自分に都合よく物事を解釈しがちだということを
よくよく忘れずにいないと、ついつい暴走するのだろう。
それにつけても、科学的に実験において検証できないことというのは
信頼できないなあと、つい思ってしまう。
自分は、そうあってほしいと思う欲にとらわれず
物事を見たいと思うけれども、どうだろうなあ。