西郷と大久保

なんかすでに幕末通り越してるなあ・・・
最近、大久保、西郷です。

デジタルライブラリーをパラ見していて、
「嗚呼南洲先生」という本に面白い記載が。
大久保の死んだとき、財産はまったくなく
巨額の借金のみが残っていたというのは有名な話です。
(金の使い道は国の公共事業です。)
それは主に友人、知人などから借り入れたものらしいのですが、
西郷からも借りていたそうです。
征韓論決裂以降、西南戦争以前の話ですね。
ほかで読んだことのない話で、ソースも不明で
信頼度は謎ですが、面白い話です。

西郷が好きな人には大久保嫌いな人が多く、
なかなかむつかしいですよねえ。うんうん。

思うに、大久保は西南戦争に際してやろうと思えば
汚名を他にかぶせ、己は功をとるということが
できる権力と頭脳を持っていただろう、と。
一方に西郷は乱は討伐されるのが明白と
分かりきっているところに、なにを考えたのか。