血液型

本屋を歩いていたら、
英語がnativeにはこう聞こえるよ、と
間違った英語集、よくありますね。
その表紙に"what is your blood type?"
というのがありました。
聞かれた相手は「立ち入ったことを聞くな」と怒っている。
英語の用法を扱った本と思ったから最初分からなかったのですが、
文化的問題ですか、そうですか。
まあ、相手としては、「イミフ」でしょうなあ・・・
血液型で性格がどうこうとか言い出すアホは
日本人しかおりまへん。
かりそめにも大学で生物学を修めた人までも
そういうことを信じていたりするので、
なんともはや情けない限り。

そういえば、昔読んだ推理小説
現場に残された血痕がB型だったというのがありました。
「よし、これは決定的だ」となるのですが、
こっちは日本人には分かりにくい。
ヨーロッパだとB因子はかなり希少らしいです。
日本のテレビドラマ(一昔前の)で
よく血液型がRH-で輸血で親子で、、というのがありましたが
まあ、統計的にそれほどレアではないにしても、
ドラマツルギーとしては同じくらいの効果があるようです。