側室

男系相続の社会では、
国主が、複数の妻妾を持つのは
当然というより、むしろ義務と言う側面もあって。
ことに昔は子供の死亡率が高く、
成人できるのは、どのくらいの率だったのか、
男子が一人や二人程度では不安もあったはずです。
まあ、そんななかでも、徳川家斉はちょっとアレですが。
先代の家治は、御台所一筋!にしたかったようで、
御台様に男子が生まれず、やむなく側室を抱えたものの、
男子が生まれたら、子供は御台様に預けて、
側室さんはお役御免というようなことが
wikipediaに載っています。
一条天皇などは、定子を溺愛してましたが、
ほかの妃たちとの間にも子供いましたし。
正妻の江姫にびびっていたという秀忠さんも
保科正之がいるしねえ。
一切、側室など持たなかった人っていたかなあ、、と
調べるのは面倒だなと思っていましたが、
身近にいましたね。
昭和天皇。(昭和は遠くなりにけりw)
住み込みの女中、というか女官?も
全部通いにしたといいますから、徹底してますな。
隠し子伝説も聞きませんね。(知らないだけかも?)
浮気をしない誠実な夫というのは良いものですが、
側室がいて当たり前の世界で、そういう人というのも
なんだか、変な人という気がしなくもないです。