記憶

「<路上生活者放火>警備員の少年を再逮捕」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120228-00000033-mai-soci
人の服に火をつけて遊んでいたバカが逮捕されたらしい。
いや、バカといってはバカに失礼だ。
ゴミといってもゴミに失礼だ。

大学のときに、研究室の飲み会で
ホームレスのダンボールに火をつけてやった、
と得意げに言い放ったやつがいた。
そんなことはしてはいけないことだろうと言ったら
なぜしてはいけないのかと言われ
まあ、自分はそういうときに口論で勝てない人間なので
その場でそれが悪いことではない、となってしまった。
じゃあ、その場にいたほかの人間は
なんとも思わなかったのかと、大変に疑問に思う。
実際にしたかしてないか、
どうせ言ってみてるだけだろうと思ったのかもしれない。
だが、そういうことを言うこと自体、
人として許されることではない。
そうは思わないだろうか。
それにしても、なぜその場で警察に届けることが
できなかったのか。
今となってはなにもかも曖昧で。
ただ、悲しみと苦しみを背負っている。