伝説か史実か

その狭間にある、なんかかっこいいエピソード。
「スミルナの悲劇」と日本。

希土戦争 (1919年-1922年)、
ギリシャの最後の基地となったスミルナ/イズミル
撤退に対し多くのギリシャ人が取り残されたという。
そうして、ギリシャ本土?との間にはエーゲ海
本国も見放した彼らを救った日本船があったという。
スミルナは貿易都市で多く商船が出入りしていたらしい。
戦争してたのに、よく行くよなあと思うが。
日本国籍の商船が荷を捨ててギリシャ人を乗せ、
送ったという話が、当時のギリシャの新聞や
ニューヨーク・タイムズに掲載された。

確かな証拠がなく、歴史学者のあいだでは
単なる伝説に過ぎないとも言われているそうだ。
白水社サイトで村田奈々子さんがエッセイを載せておれられる。
ギリシアと関係の薄い日本船のエピソードを記事に「でっちあげる」だろうか。」
こうおっしゃっている。
http://www.hakusuisha.co.jp/essay/2011/12/16/1600.html
その記事の掲載された新聞は今も残っている。

太平洋戦争に突入し、それも末期になってくると
言論統制に学徒出陣に虐殺に、、と
辛い過去の多い「大日本帝国」ですが
以前紹介した人種的差別撤廃提案とか
http://d.hatena.ne.jp/allergy9/20131118/1384750260
いい話もたくさんあります。