ネタは前回と同じく。
http://202.231.40.34/jpub/pdf/js/IN3902.pdf
アメリカの初代駐日領事ハリスが
赴任してから、将軍謁見が決まるまで
長くかかってかなりいらついた、と聞きますが。
理由は二つあって、
1. 攘夷派の反対。
2. 迎える際の礼法の問題。
で後者のほうが時間かかったんじゃないかと思います。
まあ、前者は根回しすればすむ話ですし、
結局認めるしかないのはみんな分かってる話ですから。
で、拾ってきた論文には、
アメリカには礼服がないので、
正装である公家礼服（束帯）で迎えなくても
略式である武家礼服（裃）でいいのでは、と
このあたりが争点になったようです。
それだけじゃなく、アメリカには身分もないので、
そういう問題とか、席次や使う部屋の問題だとか
色々あったと思います。
