普通の人

普通の人などいない、とよくいう。
逆におかしい人もいない、という。
あからさまにおかしい人として
社会で浮いて30年も過ごすと、
いや、普通の人と変な人って、あるから、
と力説したくなる。
まあ、、だいたいは分かってもらえないのだが・・・
誰しも、変なところの2つや3つや10くらいはある。
だが、こういうところが変、と言われる人と
あの人なんか変、と言われる人と、いると思う。
それは、例えば、健康な人とそうでない人とで
喩えてみると分かりやすいのかもしれない。
だれしも、病気の一つや二つ、抱えている。
たまに風邪引いたり、水虫だったり、花粉症だったり
血圧が高かったりするのだ。
でも、大病を患ったりすると大事だし、
たかが風邪でも月に一度は学校を休むほどだと、大問題だ。

普通の人なんていないよ、と言えるのが
普通の人なのかもしれない。