差別と区別

SNSでfeminismについて書いている人がいたので少し。
それにつけても「中庸」ということの
難しさを感じてしまうものだが。
男女は同じではない。
それを区別することは差別ではない。
男女雇用機会均等はけっこうなことだ。
でもそれによるリスクもある。
自分が就職して数年ほどしてから、
製薬業界営業職への女性採用が始まった。
同期には営業に配置された女子はいなかった。
これを好ましいこととは、思わない。
MR、medical representativeと仰々しい名前をつけても、
その実態は変わらない。
医者への過剰接待は、昔と比べ改められたというが、
それでも、立場が弱いことに変わりない。
医者は男が多い。現実として。
立場の弱い女性にたいし、セクハラがない方が不思議だろう。
無論、自分は現場を知らない。憶測でしかない。
性的なことに関して、概ね男性の方が積極的だ。
脳のツクリとか本能がどうとか言わない。
妊娠のリスクがない方が積極的になるのは当然だろう。
腕力の差もないものと考えるわけにはいかない。
こうしたことへ配慮は必要だろう。
女性を排斥するでもなく、優遇するでもなく、
男女同じく扱うわけでもなく、
それぞれに自然な配慮をする、
そういった中庸のなんと難しいことか。