pride

自分の負の面を見るのは、痛いものがある。
自分が動く上で最大のネックになっているのが
過剰な自負と傲慢さではないかと思うことが多い。
その、社会復帰ということに際して。
おそらく前回の診察で医師が考えていたのは
デイケアや作業所であろうが、
そういうものを勧められることがプライドに障る。
デイケアは、とある病院で参加したことがあるが、
重度の精神障害というだけでなく知的障害も伴っていた人が多く
作業所は見たことがないが・・・
「そこまでバカでもキチガイでもない」と
平たく言えばそういう感情なのだろうと思う。
ひどい言い方だが。

そして社会復帰できたとしても、
ハンパ仕事はしたくない。
責任ある地位での頭脳労働でないと、嫌だ。
病気により辞職に追い込まれていなければ
得ていたはずのもの、という思いがある。
キャリアにこれだけ空白ができては
どう考えても無理な話だ。

大学も、、やる気のない教官もいたが
厳しい教官も多く、カリキュラムも高度で、、
科学の基礎をしっかりと学んだという自負がある。
そして、大学の同窓生たち・・・
自明のことすら理解できず
初歩の論理演算すらできない彼らができることが
自分につとまらないはずはないと。

すべて思いあがりなのだろう。
それでもだがしかし。