ヘタリアとチェーザレとフランス

ヘタリア」ではお洒落ぽいお兄さんとして
描かれているフランスだが。
チェーザレ・ボルジアの時代だと
「単なる田舎もんだった」(川原泉)。
イギリスは多分もっと田舎もんだった…
川惣冬実の「チェーザレ」には
フランス王が骨のついた肉の塊を
素手でむさぼり食うシーンが描かれている。

フランスに料理文化を持ち込んだといわれるのが
カトリーヌ・ド・メディチ
チェーザレと同い年の教皇レオン10世
(「チェーザレ」作中ではまだ学生のジョヴァンニ)
の姪にあたる。
フォークやらを持ち込んだのが
このカトリーヌさんだから、
チェーザレの若い頃はフランス人は
手づかみでものを食っていたことになる。

今のフランスの国策産業は、贅沢品、高級品。
LVMHグループは有名ブランドの8割くらいを
傘下におさめている、、よーな気がする。